国道13号から脇道に入ると程なくして細道になります。表示どおりの距離ならば12.5km。午前中の早目の時間に行ったので対向車とのすれ違いは10台もなかったのですが、それでも約30分かかりました。
途中の看板では日帰り入浴は500円と書いてありましたが、結局のところ600円。こんな山奥なので仕方ないと思って気にしませんでした。日帰りの場合は露天風呂のみ利用できます。
オヤジさんは思っていたよりも普通でした。お釣りのときも「はぃ、400円ね」とか「日帰りは露店風呂だけになります。ここをまっすぐ上がっていったところね」と、ちゃんと説明もしてくれました。会津若松にもあんな感じの人は結構いるので、おそらく愛想の問題だけではなく地域性もあると思います。笑顔でニッコリ愛想を振りまいてくれないと気が済まない人は行かないほうがお互いの幸せだと思います。
さて、湯船は女性用が1つ、混浴が2つあります。混浴湯船は上下ありますが、下の湯船に脱衣所があります。常連さんらしき人が「普段は上下合わせて10人くらいなんだけどね」と言っていましたが、この日は入れ替わりが激しかったにもかかわらず常に20人以上いました。
オジサンたちの会話を聞いていてわかったのですが、どうやら震災復興関連で東北に来ている人も何人かいたようです。景色が良いのは上の混浴湯船です。混浴湯船のほうで脱衣して、子供たちを上の混浴湯船まで連れてきた堂々オッカサンもいましたが、10人以上のオジサンたちがいるのを見ると、ほとんどの女性客はスゴスゴと帰って行っていて、ちょっと可哀想でした。
あ、そうそう。野郎ばかりの湯船になっていても、前はせめてタオルで覆っておきましょう。男性用露天風呂ならともかく、ここは混浴湯船ですから。
何回行っても良い所だなぁと思います。初めて行ったのが紅葉真っ盛りの時で、駐車場に降りたとき周りを見て万歳しましたもん。紅葉の混浴露天日本一って雑誌に載る訳がわかりました。 5月の連休には駐車場脇には5mの雪が残ってます。新緑の時期もきれいですよ。この日の夕方の帰り道 猿の群れに出会い、木の上でネンネするようでした。
混浴露天の二つの湯槽は毎冬土石流に埋まり春は1つで営業を始め、秋までには二つ目を使えるようにするとオヤジさんは言います。脱衣場も毎年作り替えです。ちゃんと男女別になってますよ。女性専用露天は埋まらない場所にありますが、囲ってあるから眺めは断然混浴って聞きますね。宿も新しくなってトイレもウォシュレットで山の宿とは思えないほどです。
オヤジさんも従業員も温泉地の宿のように愛想ふりまくってタイプじゃありませんが、まぁ人それぞれの性格なんでしゃあないかと(笑) アッ 尋ねたことにはちゃんと答えてくれますからね。ただ、揉み手をせんばかりの対応を求めたら、それは…ハズレます^^
何度か行ってますが露天風呂は周りの風景も良く広い湯船で温度も適温で気持ち良いです。
ただ秘境にあるのは紛れもない事実ですが秘湯かと言われると…新しい建物やお客さんと車の多さやそれに伴った賑わい等から?な感じですね。
ただ気になるのは電話でも実際訪問しても応対があまり良い感じに思えませんでした。 集客力があるので問題は無いのでしょうが…
個人的には此処より少し下の〇〇温泉の方が雰囲気も応対も好きです。 清潔感のある鄙び感と趣のある混浴内湯は秀逸だと思います。
久々に姥湯温泉に行ってきました。昔のスイッチバックも無く、道路もすっかりきれいになって、よかったです。ただ、相変わらずクネクネ道ですが。
相変わらずロケーションのすばらしさは健在ですね。最近はすっかり有名になったのか、駐車場に入れないくらい車が停まってました。お湯もなかなか良くってポカポカでした。
ただ、オヤジどもがビールを片手にワーワー騒いでいて、フルチンであちこち歩き回って、女性が興醒めされて、居心地悪そうでした。最近はあまりマナーがよろしくないオヤジどもを見かけることが多いので残念な限りですが。
混浴露天風呂の様子を見にこられる女性の方も多く見かけたのですが、やはり脱衣場がチープなので、抵抗があるようでほとんどの方が女性専用風呂へ行ってしまいました。せめて男性と女性の脱衣場は分けたほうがいいかなって思います。
2003年5月中旬 平日訪問 入浴料500円
行くまでの道のりは昔のスイッチバックも無くなっており、ちょっと細いですが普通車であれば問題ありません。ただ、宿に近づいて行くと未舗装路になるので車高の低い車は要注意。岩が転がっております。
午後の3時頃到着。早速露天を確認しに行くと、2つある露天のうち手前の1つが工事中。職人さんがせっせと働いておりました。奥の湯船には男性ばかり7・8人。脱衣所は籠が置いてあるだけでフルオープン。更衣室も離れているので連れはパス。
確かにダイナミックなロケーションにあり、乳白色の湯も身体を癒してくれるのですが、湯船を囲んでいる岩が大きすぎて浸かっているとその素晴らしい景色が隠れてしまいます。勿論こんな温泉が近所にあれば通っちゃうでしょうけれど・・・あまりにも有名な温泉なので、期待の方が膨らみ過ぎていたみたいです。
今回は泊まりだったので、夜と翌朝はゆっくり入れましたが、日中は次から次へと外来の人が絶えませんでした。
そこでこれから宿泊で行こうと考えている方にアドバイス。大部分が2階に客室があります。ここの部屋からの眺めは素晴らしく、荒々しい山肌と渓谷が一望で言うことありません。が、しかし1階にも幾部屋かあります。ここに当たってしまうと180度変わります。何故か1階は景色が見える側に廊下があり、障子一枚で隔てた部屋は窓も無く、照明は短い蛍光灯1本の薄暗さと低い天井が相まって息苦しさ100%。予約のときに絶対確認するべきです。2食付で9,900円なので決して高くは無いのですが、値段は同じなのですから。