2008年5月31日(日)12:00 曇 入浴の営業開始と同時に入館。温泉日帰りパック利用。
タオルセット(バス・フェイス)200円
大型のホテルが立ち並ぶ定山渓温泉の中では小振りのホテルです。国道230号線沿い、定山渓神社のバス停の近くにあります。建物は新しく清潔でとても良い感じです。受付の女性の応対も丁寧で親しみが持てます。
受付から進んで階段を降りると、休憩コーナーと男湯と女湯の暖簾がある入口です。男性の内湯は、浴槽が二つ。どちらの温度も温泉の質も同じで、それぞれの違いはよくわかりません。建物の外観に反して、内湯の室内はやや暗くてやや年代がかっています。内湯には体を洗うコーナーもあります。
混浴の露天風呂は内湯から出ます。内湯にある露天風呂へのドア(内湯写真の中央。ガラス横)を開けると、短いアプローチがあります。女性の内湯からのアプローチとの間には十分な仕切り(壁)があり、男女間の目隠しになっています。(露天風呂から見た写真中央の仕切り左が女湯からのアプローチ。右側が男湯からのアプローチ)
女湯からの出口の造りはわかりませんが、おそらく直線ではないので露天に入浴中の男性がいるかどうかを体を出さずに確認できるのではないかと思います。女性としては比較的入りやすい造りになっています。
広さは20畳程であまり広くない露天風呂です。10人入ったらやや厳しい広さでしょう。グループで、あるいはカップルで入るにはちょうど良い広さかも知れません。温度はぬるめで、長湯にはちょうど良い温度です。
左右は建物の壁ですからあまり眺めは期待できません。川に向かって作られてはいますが、湯に浸かっていると対岸の山の上のほうしか見えません(写真は男湯からのアプローチからの眺め)。
露天風呂へのアプローチの途中に蒸し風呂があります。三畳ほどのいわば狭いサウナ部屋。上からかなりの熱さの源泉が流れ落ちており、それをわざと板に当てて飛沫を飛ばすことで、蒸し風呂としています。猛烈な暑さと湿気です。蒸されている実感がします。個人的にはサウナよりも気に入ってます。
男湯だけかも知れませんが、脱衣場には、レトロな鉄製の体重計があります。鉄製の平らな台に乗ると、台から伸びている丸い表示板に針がぐるっと回るタイプの体重計(荷物を載せて測るもの。昔の小学校などで体重測定につかていたものです)です。思わず乗ってしまいました。
建物、館内設備、担当者の接遇、お湯、いずれも満足できたホテルです。
2005年12月上旬 平日訪問 混浴露天1 600円 入浴者男2
受付での丁寧な対応はとても好印象。
混浴である唯一の露天には、男女それぞれの内湯からのアプローチ。露天風呂はあまり大きくありませんが、それでも10人くらいは大丈夫そう。出入り口付近には少し仕切りが伸びていますので女性でも難易度は低いかな。混雑状況を確認してから入れるし、身を隠すこともできます。
左右の見晴らしは無いので一方だけですが、高台にあって眺望もまあまあ。お湯は緑がかった温泉で中々良かったですよ。
定山渓温泉の「ホテル山水」には、混浴の露天風呂があります。ただし、ホテル自体もこぢんまりとした小規模な所であるだけに、ここの混浴もやや狭いです。
あまり大勢の人は来ないようなので、カップルだけでひっそりと混浴を楽しみたいと言う方にはおすすめです。