混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

混浴非常事態宣言

コラム

さあ混浴だ! けどちょっとその前に…

近ごろでは色々な趣味を持つ方がおられるようで、まあ趣味を持つこと自体が悪いことではないのですが、どんな趣味にしても、他人に不快感を与えたり迷惑をかけたりすることは良くないことだと思うのです。何故そんなことを言い出したのかというと、最近混浴の温泉が混浴でなくなったり、水着着用義務になったり、最悪は閉鎖されたりということが増えてきているからです。混浴ファンとしては、実に憂うべく事態なのです。これはやはり、非常事態宣言を行って、早急に混浴温泉を保護しなければならないでしょう。

ちょ〜うぜぇ!とか言って、ページを閉じないで下さい。待って下さい、大事なことなのです。じじ臭いことを言っちゃいますが、自分のことしか見えず、周りの人間のことが眼中に無くなることは、決して容認できることではありません。その行為は他人に不快感を与えたり迷惑をかけるばかりでなく、その結果公共の場が失われることにもなりえます。不特定多数の利益を損ねるという点で、それは立派な犯罪であると考えることもできます。温泉の中でも特に混浴に関してはその問題が大きくなっています。

地元の方とのトラブルや、マナーの悪い入浴客、変な趣味のブームなどで、商工会や観光協会が頭を悩ませていると聞きます。ひとりひとりが、当たり前のことを考え、行うことによって、最悪の事態を防ぐことができるのです。北海道では銭湯での外国人のマナーが悪いため、外国人お断りの看板を掲げる銭湯が多くて問題になっているそうですが、その内容を見てみると外国人ばかりとも言えないような気がします。

まずは、軽いジャブを一発かましといて…。


団体の方へ

  1. 広くない湯船で他に入浴客がいる場合には遠慮して下さい。ぎゅうぎゅうなのは嫌です。時間差で行きましょう。
  2. 大声で騒がないで下さい。自然の音に耳を傾け、静かに入浴を楽しみたい人もいるのです。
  3. ぞろぞろ連れ立ってせわしなくうろうろするのは止めて下さい。落ち着きません。

子供連れの方へ

  1. 子供を放置しないで下さい。はしゃぎまわる子供は皆の迷惑です。
  2. 公共でのマナーを教える良い機会です。お湯を汚さないことや、人に迷惑をかけないことを、よく言い聞かせて下さい。

記念撮影をする方へ

  1. 裸でいる場所です。自分たち以外は写らないように気を遣いましょう。
  2. 例えシャッターを押す気が無いとしても、レンズを他人に向けないように(ノーファインダーでも)して下さい。特に女性に対しては気を遣いましょう。
  3. そもそも風呂にはカメラを持ち込むべきではありません。これだけ盗撮に神経質になっている世の中ですから、下手すれば警察を呼ばれます。彼女の裸体を撮ったりしてればそれを警察に全部見られてしまいますよ。少なくとも他人が入浴している時にはカメラの持ち込みはやめましょう。

カップルの方へ

  1. 街頭で見かける行為でも判るでしょうが、二人だけの世界に入り込むことは、周りから見てあまり良い感情は覚えません。ほどほどにしましょう。
  2. 貸切風呂で誰も見ていないからといってハメを外すのはダメです。他の人も利用する共有物なのですから
  3. 温泉とは、入浴をする場所です。性的な興奮を得るための場所ではありません。お湯を汚してはいけませんよ。

覗きが趣味な方へ

  1. 覗きは犯罪です。
  2. 混浴では覗きと言えないでしょうが、女性の後をついて回るのは見苦しいです。
  3. 他人の裸のビデオを撮ったり、写真を撮ったりは、絶対にしてはいけません。
  4. 女性は想像以上に敏感です。例え後ろからでも視線を感じる特殊能力があるのです。その視線、バレてないと思っても実はバレバレですよ。かといってガン見はもっと良くありません。それってもう人間捨ててます。
  5. 待ち伏せなどの行為もバレバレです。いくら自然体を装っていても、あまりにも挙動不審過ぎます。
  6. 温泉とは、入浴をする場所です。性的な興奮を得るための場所ではありません。お湯を汚してはいけませんよ。

露出が趣味な方へ

  1. 女性の裸を喜ぶ人は多いかも知れませんが、あからさまなのは不快に思う人も少なくありません。
  2. 男性の裸を喜ぶ人は…殆どいないと思います。いくらむきむきの筋肉マンでも。ものすごいイケメンは別かも。
  3. ひとり、または少数の女性に、男性がぞろぞろついてまわっている光景は異様です。
  4. 股を開いて観賞会をしたり、ぶらぶらさせてわざと女性の目の前で見せつけたりする行為は、もともと裸でいる場所であっても公然猥褻という犯罪です。
  5. 乱れた行為はその土地のイメージを悪くし、地元の方に迷惑をかけることにもなります。
  6. 温泉とは、入浴をする場所です。性的な興奮を得るための場所ではありません。お湯を汚してはいけませんよ。

神経質な方へ

  1. 過度な潔癖症はそもそも不特定多数が入浴する温泉には向きません。湯の花を汚いだとか、信じられない苦情を言うのは止めて下さい。
  2. 昔から多少なりともおかしな人はいました。あまりに露骨なのが増え過ぎたことは問題でしょうが、微妙なことでもやたらと苦情を言って混浴という選択肢を無くすようなことは止めて下さい。
  3. 男性だろうと女性だろうと、浴室に誰かが入ってきたら意識せずとも目が行ってしまうものです。わざわざ混浴に来て疑心暗鬼になり過ぎるのは良くありません。自意識過剰というものです。混浴ではなく男女別の温泉に入るという選択肢だってあるのですよ。

露出やエロいサークル、そういった様々な趣味を否定するつもりはありません。ただ、他の人に迷惑をかけないよう、内輪のプライベートな空間だけでやって下さい。見たくもない人に無理やり見せたり、あるいは風紀を乱すようなことをして顰蹙を買い、結果として規制が強くなってしまうのも多くの人に迷惑をかけていることになります。温泉は人に見せるために裸になる場所ではありません。

ネイチャー系のヌーディストも、少人数なら一般の人と違いはありませんが、仲間を募って大勢でおしかければ傍から見たら誤解を招きます。温泉はヌーディストのための場所でもありません。社会人として誤解を招かない節度ある行動をお願いします。

女性と遭遇するために混浴に通い詰めるようになったら、それは盗撮やのぞき・痴漢がやめられないのと同じ病気の兆候があります。性癖と言える域は越えていて、鬱病などと同じように周囲の理解が必要な病気です。知り合いや身内の異常な行動に気づいたら、できるだけ早く病院で診察を受け、正しい治療方法を教えてもらって下さい。本人だけの努力で治せるものではなく、周りの人間の多大な理解と協力が必要になります。世間に恥ずかしいとか、犯罪者とかって切り捨てるのはやめましょう。


入浴マナーの参考となるWEBサイト

「熟年夫婦の温泉旅行」このページ。熟年とタイトルにありますが、年齢に関係なく見習いたいマナーです。

「温泉九州〜湯けむりクラブ〜」このページ

「温泉パラダイス」のトップページ。

「思いたったらすぐ温泉」のトップページ。

「城崎温泉ときわ別館」このページ


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