レポート | 日帰り
一本桜温泉センターは、鹿児島市街を望む高台にある日帰り入浴施設。市街を一望できる展望岩風呂などがあるが、貸切風呂も充実していて、全部で11の家族風呂が用意されている。
【駐車場】
温泉センターの目の前に無人ゲート式の有料駐車場がある。確か入り口に3時間無料と書いてあった気がするのだが、出口から出ようと駐車券を入れるとしっかり料金を請求されてしまった。もしかして、温泉センターに駐車券を見せて何かしらしてもらわないと無料にならないのかもしれない。面倒くさくてそのまま300円支払って出たが、入り口の看板をよく読んでおけば良かった。
【入浴料金】
一本桜温泉センターの入浴料は、大人390円と安い。鹿児島に入って他にも入浴施設を利用したが、どこも安い料金設定となっていて驚いた。但し、この料金設定の施設は石鹸・シャンプーリンスは置いてないので持参する必要がある事に注意。
貸切家族風呂の利用料は1,650円〜2,200円。家族湯だけの利用ならこちらの料金だけでOK。露天風呂付きの部屋はないが、2,200円のデラックスタイプは風呂がジャグジーになっている。入浴券はフロント向かいに置いてある券売機で購入する。
【貸切風呂(ジャグジー付き)】
長旅の疲れを少しでも取りたいと思い、選んだのはジャグジー付き。部屋は脱衣所と浴室があるだけのシンプルな貸切風呂。浴室はタイル張りで、温泉的な雰囲気の演出はなく、どちらかというとレジャーホテルに来ているような印象。しかしまあ嫌いではない。
浴室に窓が付いているが、外が見えるわけではなく、ヨーロッパアルプスだかヒマラヤだかの山の写真が窓の外に貼られている。言わば銭湯の壁にある富士山の絵のようなものか。市街一望の展望風呂と同じ方角に窓が開いていれば良かったのに、その点はちょっと残念。
石鹸・シャンプーは家族風呂にも置いてない。旅行者にはちょっと面倒くさいが、フロントで購入するか、九州巡りではどうせ必要になるから予め入浴セットを揃えておくことも一考。